
古来より月を眺め酒を飲む月見酒がありました。煌々と輝く金色の月を愛でながら、夜風にあたり、音楽を楽しんだり、詩を詠んだりしながら、酒を飲むことを高貴な人だけでなく、庶民も親しんできたことでしょう。「酔眺月」はそのような風雅な想いをイメージして命名されました。
「酔眺月」は、埼玉県深谷市の純米大吟醸です。深谷市は日本の資本主義の父である渋沢栄一の生まれ故郷で、渋沢の関わったレンガ製造会社によるレンガの産地として明治期に栄えました。
また、一般に深谷というと「深谷ネギ」が有名ですが、埼玉県でも有数の農産地です。
ぜひ、焼いた「深谷ネギ」とともに、「酔眺月」を味わってみてください。
深谷は埼玉県北西部に位置し、群馬県に接しています。北の利根川と南の荒川に挟まれ、豊かな水源に恵まれた平坦な地形です。この地形は伏流水を育み、その清冽な井戸水が「酔眺月」のまろやかな口当たりをつくっています。
深谷は夏は暑いイメージかもしれませんが、冬は「赤城おろし」と言われる乾燥した冷たい季節風が群馬県の赤城山を越えて吹き、思いの外、冷え込みます。この寒冷な気候が、冬期に行われる酒造りに大変適しています。
「酔眺月」で使用している酒米は、酒米の王とも称される「山田錦」です。
比較的甘口であり、まろやかな、芳醇な味わいとなっております。ぜひ、まずは冷やでお試しください。
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